W124型&W210型Eクラス


Wikipediaより

メルセデスベンツの中間的な位置にいるのがEクラスといわれるモデルですが、この車はある一時期に大きな変化をしました。

その一時期というのがW124とW210が発売された1985年から1995年の10年間です。

当時W124モデルは現在のEクラスとは違ってメルセデスベンツの小型セダンモデルとして存在していました。

小型といってもボディサイズが小さいということではなく、最上位モデルのであるSクラスよりも小さい車という意味でそういわれていました。

しかし、当時は190シリーズというボディも車格も一番小さなモデルがあったため、実際にはミディアムクラスという呼ばれ方をされており、中間的なモデルという扱いもされていました。

人によっては当時の190シリーズはミディアムクラスとラージクラスとは違って系統とみることもあり、雑誌などでも「一番下のクラス」といわれたり、「中間的な車」といわれるなど車格に対する理解がまちまちでした。

しかし、この車が中間的な車であるということを決定づけることが起こりました。

それは190シリーズがCクラスと呼ばれるようになったからです。

同時にこのミディアムクラスもEクラスと呼ばれるようになり、一番下にC(コンパクト)クラス、その上にE(エグゼクティブ)クラス、一番上にS(スペシャリティ)クラスという三つのシリーズの構図が出来上がりました。

車自体も大きな変化を迎えており、W124ではフロントサスペンションがストラットであったのですが、W210ではダブルウィッシュボーンに変更されていますし、ステアリング機構も古い技術である形式から現代風のラック&ピニオンに変更されました。

エアバックやトラクションコントロールなど安全装備も充実していますし、エンジンもこのモデルで初めてV型6気筒を備えることとなりました。

この大きな変化があったことによって、Eクラスは一つの区切りをつけたことになり、今でもミディアムクラスと呼ばれていた時代の車をあえて選んで購入する方もいるぐらい、メルセデスベンツにとってW124からW210にかけてのモデルは重要な位置にいるのです。